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-入職のきっかけは?めやす箱のどのような点に惹かれましたか?
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大学では教育学部に所属していました。小学校教諭免許の取得に向けて学んでいく中で、集団教育の場ではなく、少人数で一人ひとりの個性やペースに寄り添った支援に携わりたいという思いが募り、それが叶う場所として福祉施設に目を向けるようになりました。
同じ大学出身の先輩がめやす箱で働いていた縁で紹介してもらい、見学やボランティアに参加。学生である私にも、先輩たちは丁寧に接してくださり、心があたたまりました。仕事内容についてだけではなく、職員同士の活気ある雰囲気や、子どもたちと職員の笑い声が響く様子は、まさに「職員が働きやすい環境作り」という法人理念を体現していました。 -
-福祉業界を選択して感じた、福祉の仕事の魅力は?
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思い描いていた通り、子どもたちの成長を間近で見守れるのがこの仕事の醍醐味です。日々変化していく子どもたちの姿に驚き、その成長を共に喜び合えるのは、何物にも代えがたい経験です。天真爛漫な子どもたちの笑顔や何気ない一言は、私の心を癒してくれます。彼らの純粋さに触れ、自分が頼りにされていると感じられる瞬間は、かけがえのない喜びです。
子どもたちと接するだけでなく、保護者の方と連携し、地域の方や学区内の学校の先生とも協働しながら、子どもたちの健やかな成長をサポートできるのも魅力です。さまざまな方と関わることで、自身の視野も広がり、新たな気づきを得ることができます。
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-現在の仕事内容を教えてください。
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障がいを抱える小学生の支援、おもにコミュニケーションの方法について教えています。家庭や学校での生活を想定し、人とのやり取りに必要な伝達力を学んでもらっています。
支援メニューや学習課題は自分たちで考え、それに必要なツールも手作りします。一人ひとりのことを思い浮かべながら心を込めて準備します。 -
-お仕事の中で嬉しかったことや、やりがいを感じたエピソードはありますか?
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来所時に気分が下がっていた子どもが、私の対応によって笑顔になってくれた時はやっぱり嬉しいですね。普段と違うところはないか、表情や様子をよく観察し、声の掛け方を工夫するようにしています。
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-反対に、大変だと感じたことや苦労した経験はありますか?
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その子にとって最善の方法だと思って実行しても、必ずしも想定していた反応ではない場合もあります。時には涙してしまう子も…。同じ子どもでも、似たような事例であっても、その時の気分や状況で違う結果になるのが難しいところです。
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-そんな時、どのようにして乗り換えたり解決したりしていますか?
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一人で抱え込まず、積極的に相談するようにしています。困った時に助けてもらえる雰囲気が、めやす箱の良いところ。相談することで自分にはなかった発想や新たな意見が聞けて、とても勉強になります。助けてもらいながら、状況に合わせた柔軟な対応ができるように努めています。
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-お仕事をする上でのモットーは?
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まずは自分が楽しむことを心掛けています。ニコニコ元気よく働いていると、楽しい雰囲気が子どもたちに伝わり、笑顔になってくれると考えているからです。
子どもたちとの関わりを通して、私も日々成長しています。遊び心とあたたかい気持ちをもって、子どもたち一人ひとりの成長をサポートしていきたいと思っています。 -
-今後はどのような職員を目指したいですか?
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子どもたちやいっしょに働く職員など、その人の立場になって思いやりのある言動ができるようになりたいと思っています。そのために、相手の意見や考え方を尊重し、配慮の行き届いた言葉遣いを心掛けています。周囲の人たちとの良好な関係を築き、より良い職場環境を作っていきたいと考えています。
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-めやす箱で働きたいと考えている人へのメッセージをお願いします。
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子どもが好き!それだけで大丈夫。むしろそれが一番大切な素質です。朗らかで親しみやすい職員ばかりなので、すぐに溶け込めますよ。
子どもたちが毎日笑顔で過ごせるよう、いっしょに支えていきましょう!